馬場(バンバ)公園は、京都市左京区にある真如堂の北側、浄土寺下馬場町にあります。
周りが低層住宅地なので大文字をはじめとする東山方面への見晴らしがよく、非常に気持よく遊べる小公園です。
でも園内の山だって負けていません。京都市街地で何度か見かけた人面石の山遊具が鎮座しています。
大文字を背に、泣き顔。
大文字に向かって、怒り顔。
これは、目は泣いている感じですが、口元は笑っています。顔は笑って心で泣いてといった表情でしょうか。あるいは目尻を下げて笑っているのか。
このように大きく口を開けて朗らかに笑いたいものです。
さて、改めて園内の概観ですが、人面山を中心に置いた砂場がある小段が遊具コーナー、2、3段だけの階段を下りたところが土敷きの広場になっています。
段差は本当にこれだけなので上手に処理すれば一面フラットにもできたように思いますが、あえて段差を作ることで、小さな子供も遊ぶ遊具コーナーと、ボール遊びなどにも使える広場とをはっきりと区切る役割を果たしています。
遊具コーナーには、京都市伝統のコンクリート滑り台、ブランコ、砂場などがあります。
このように滑り部がコンクリート製の滑り台は、各地で姿を消しつつあるのですが、京都市では今も標準品で採用されているのか、新しい公園でも設置され続けています。ここのはそう新しくないと思いますが。
ブランコも京都市内でよく見かけるメタリック調のものです。
そして人面山の周りの砂場とは別に、砂遊び専用の砂場も確保されています。このあたりも、山に登ったり飛び降りたりして遊ぶ元気な子供と、砂遊びだけをしたい子供とが交錯しないようにという配慮なのだろうとおもいます。
なぜかベンチがキューバとガーナ国旗になっている馬場公園でした。
(2021年11月訪問)
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