3031/1000　富士見公園（東京都羽村市）

羽村市の富士見公園は、市役所から徒歩2～3分のところで4.8ヘクタールほどの敷地の中にグラウンドや多目的広場などがあり、市の中心的な公園として産業祭などの様々なイベントも開かれている公園です。

下写真は園内で一番の大きなグラウンド（陸上競技場）ですが、国際規格のサッカーコートが取れるくらいの一面の広場の中央に200メートルトラックとフィールドをつくっているので、トラックの周りがすごく余っていて、そこを使って少年野球が4面同時に取れるようになっています。なかなか合理的なつくりです。

立派な掲揚台も作られていました。おそらく市の様々な大会などがここで開かれるのでしょう。

多目的広場は、上と比べると半分ほどのサイズですが、少年サッカーなら余裕で１面取れるほどの広さがあります。

多目的広場の周りには、私が好きな上海製の輸入健康器具が並んでいます。

こちらが「太極拳雲手（ユンショウ）」
上半身の前で手を回す動きを身につけることができます。本当の太極拳なら足捌きとセットなのですが、ここは手だけで雰囲気だけでも。

足腰を鍛えたい場合には「腰腿鍛錬器（ヨウタイタンレンキ）」もあります。
バーを肩で支えるような格好で屈伸運動をするものですが、意外に負荷がきつくて鍛錬になります。

このように施設が充実している富士見公園ですが、ここで気になるのは「本当に富士山が見えるのか」ということです。

しかし、ご安心ください。ちゃんと園内に富士山があるので、天候などに左右されずにいつだって富士を見ることができます。

裏に回ると岩山になっていますが、本物の富士山だって遠くから眺めれば美しい山容をしていますが、実際に登れば溶岩がむき出しでゴツゴツしたところがありますので、これが正解です。

本物の富士山にも、狭い山道を鎖に掴まって登る箇所もあったように思います。

いちおう公園富士の山頂から本物の富士山が見えそうな方角を眺めてはみましたが、樹木が大きく育っていて、方角があっているのかすらわかりません。

こちらの複合遊具も高さは公園富士と同じくらいなので、見える景色はさほど変わりません。

雨の日も晴れの日も公園富士に登れる富士見公園でした。

（2021年12月訪問）