本ブログで「裏」と書くと、通常は何か目印になる建物に対して街区単位で裏手にあたるということであって、実際は別の道路に接道している状況を示しているのですが、ここは本当に都営アパートの「裏」にあります。
なにしろメインの出入口がこれで、都営アパートと同じ敷地内の建物裏側。建物の横をぐるっと裏まで回り込まないと公園に入ることができません。
でも、園内にまで入ってみると、そこそこの広さのある公園が広がっていて驚かされます。
「これなら、きちんと接道していればもっと使いやすいだろうに」と思うわけですが、アパート建物に対して南側にあるので、アパートの日照確保の意味あいもあっての配置なのだろうと理解しておきます。
遊具は、若干ですが複合遊具に進化した滑り台やブランコのほかは、鉄棒や砂場など古めのものが中心です。
コンクリート製の動物遊具も、この場所に50年くらい座り続けていることでしょう。
長い時間動かなかったせいか、いささかキツめの表情のものが揃っています。
こういうのを見ると「人形は顔がいのち」だという主張にもうなづけます。
訪れる人も少なめで、紅葉と落葉の景色が美しい千住東町児童遊園でした。
（2019年12月訪問）
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