しかし水の流れは素直なもので、大雨・洪水になるとたびたび旧河道が水の流れ道として甦り、商店街の中を駆け抜けます。最近では、1998年、1999年と続けて大きな水害に見舞われました。
神戸市HPより「平成11年(1999)の水害の様子」 http://www.city.kobe.lg.jp/life/town/river/suigaisonae/02kako_03.html |
この2回の水害を受けて、神戸市が水防活動の拠点などとして利用できる「新湊川 河川防災ステーション」を整備、敷地内の公園部分が「新湊川ふれあい広場」と名づけられています。
公共施設としては、こちらのタイル画で飾られた「ふれあい会館」の方がメインで、広場部分は建物の庭のような位置づけになっています。
再び戻って、園内はこんな感じですね。
基本的には草敷きの広場があって、端の方をせせらぎが通り抜けているというシンプルな構造です。
そして南端には築山があって、元々はここからも、せせらぎが流れていたようです。
おそらくは築山の頂上にあるモニュメント付近から流れ出していたものと思われますが、訪れたときには枯れていてよくわかりませんでした。
頂上からの眺め。
ちなみに記事の冒頭に引用した写真は、この広場の目の前の道です。ここを轟々と流れて、奥に見えるアーケードの商店街へと濁流が流れ込みました。
何事もない時は静かな新湊川ふれあい広場でした。
(2019年1月訪問)
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