吉右衛門堀公園は、No.1810 東保木間公園と同じ区画整理事業の中で開かれた小公園です。
この付近が住宅地として開発される以前に流れていた農業用水の名前が「吉右衛門堀」だということですので、おそらく江戸時代くらいに用水整備や新田開発に力を尽くした某吉右衛門さんがいたのでしょう。
■碑文より「吉右衛門堀公園」
この公園は、渕江土地区画整理組合事業として、組合員の土地提供により整地造成したものである。
敷地周辺は、地味豊かな水田地帯で吉右衛門堀(きちえもんぼり)と呼ばれた用水が流れていた。
この堀の名をとり吉右衛門堀公園と銘名す。(昭和55年3月吉日建立 渕江土地区画整理組合)
この公園は同じ区画整理事業の中で生まれた近隣の公園と比べると、細かいところでオシャレな物件が多数投入されています。
例えばこの公園門。アーチの形も洒落ていますし、後ろの両側に大きく育ったフェニックスを従えているところも絵になります。
古代建築を思わせる柱の装飾も良いですね。
こちらは別の公園門も、パッと見たときはツタやバラを絡ませる上部のネットに目が行きますが、基礎のレンガ積みと金属製のネット部の繋ぎが凝っています。
レンガから金属が生えてきているかのような切込みがあり、そこにツタが絡むことで、無機物と命とが絡み合う現代アートのようになっています。
シンプルな形のアーチ門も、遊び場への導入として気が利いています。
時計の下には馬の装飾があるなど、細かいところに妙に気を配っているという印象です。
細かいところに目が行き過ぎて、いつもなら積極的に記事に取り上げる軟体動物系の滑り台のことを忘れてしまいそうです。
その他、低年齢向けの、高さは低めで横に広がるタイプの複合遊具が充実しています。
真ん中の黄色いアーチラダーは、普通のものよりも高さがあるので、低学年くらいだと少し怖いかも知れません。
開園した当時の気合の入り方が伝わってくる吉右衛門堀公園でした。
(2018年2月訪問)












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