2018年6月9日

1809/1000 元渕江公園(東京都足立区)

元淵江公園は、足立区北部の住宅地にある公園です。
「淵江」というくらいなので、古い時代には川が暴れる低湿地で淵や江が多かったのではないかと想像します。
園内には、その名残を残す池。釣りもできるようです。


付近は1970年前後にUR(当時は日本住宅公団)の団地開発や組合施行の区画整理事業で一気に住宅開発が進んだエリアにあたり、公園も1969年(昭和44年)に開園しています。
詳細はわからないのですが、おそらく「和衷協力」の石碑は、区画整理の記念碑ではないかと思います。

近隣には遊び場型の小規模な公園が多いのですが、ここは池、林、園地といったあたりが中心となり、落ち着いた雰囲気をつくり出しています。

大きな公園だけにシンボル的なものも導入されています。南西側のメインエントランスにはブロンズ像が多数配置された大きな噴水があり、訪れる人の目を楽しませてくれます。

小便小僧、傘をさす姉弟、カブトムシなど多彩なメンバーが揃ったサーカス団のような状態になっていますが、いちばん目を引いたのは、手から何かが吹き出している少女の像。
日本伝統の水芸でしょうか。

魚籠に入り切らないほど大きな魚を捕まえた少年の像は、50年くらい前に失われた付近の情景を思い起こさせます。

一方、北の方は広々とした林・園地になっています。

休日のピクニックなどにちょうど良い雰囲気です。

こちらには、足立区制50年を記念して埋められたというタイムカプセル(ブロンズ像付き)がありました。

足立区が誕生したのが1932年、埋めたのが1984年、掘り出すのが2032年ということで、埋めるときだけ2年ずれていますが、1982年に「50年だから、なにかしよっか~」と考え出してから、実際に埋めるまでに2年かかってしまったのでしょう。

このように園地中心の元淵江公園ですが、カッコいい複合遊具も設置されています。
表は大ぶりな滑り台、

裏に回ると、怖そうなスパイダーネットがついており、自ら死地に飛び込んでいって遊ぶ構造になっています。

足立区立の生物園もあり、このエリアにとっても、また区全体で見ても重要なポジションを占めている元淵江公園でした。

足立区生物園のHP

(2018年2月訪問)


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