1410/1000 南池ふくろう広場(東京都豊島区)

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以前、No.1371 元池袋史跡公園の記事で、豊島区が区の鳥である「ふくろう」をパブリックアートとして公園などに取り入れていることに触れました。今回はそうしたデザイン面ではなく、駄洒落名として取り入れている「南池ふくろう広場」を訪ねます。

昨日は南池袋公園でしたが、本日は南池ふくろう広場...
なんとも言えない力の抜け具合です。

南池袋の寺町の一角、道路角地にあたる細長い敷地をしています。

この付近は池袋駅に近い割には古い木造住宅が多かったことから、防災・防犯の視点を重視したまちづくりが展開されており、その中で以前は保育園があった場所を公園としたものです。
このため、とくに地域の防災力を高めるための施設が多く盛り込まれた整備内容となっています。

東京都区部の防災施設として人気のかまどベンチ。
ここに設置されている物件の詳しい仕様はわかりませんが、一般的には使用の際に燃料になる薪や火を付ける器具、座板を外すための工具、鍋釜なども準備しておかねばならないので、けっこう大変です。

そういった機材はこちらの倉庫に収納されているのかも知れません。

かまどベンチの横には災害時用の炊事場があって、片側は水道、反対側は調理台になっています。
たまに、かまどベンチと水汲み場とが随分離れたところに設置されている公園がありますが、重い材料や水を持って行き来をするのは大変なので、できるだけ近くに置く方が良いと思います。

そしてソーラー発電式の公園灯。夜間の災害には有効です。

防災用の井戸には「まちづくり井戸・弦巻の水」というカッコイイ名前が付いています。
どうにもこの公園は、色々な思いが強すぎて名前にこだわってしまう癖があるような気がします。

井戸の並びには、災害用のトイレ。
マンホールの蓋を外すと便槽になっていて、井戸水で流すことができるタイプと思われます。

と、防災設備は取り揃えられているのですが、それを除くとほぼ広場。
避難などに使える面積を広く取ろうという意図はわかるのですが、普段からよく使われる公園こそが災害時にも役立つ公園になると思いますので、もう少し普段使いのための工夫も欲しいと感じた南池ふくろう広場でした。

(2016年8月訪問)

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