日本三景のひとつとして名高い天橋立ですが、いわゆる天橋立の砂州そのもの(大天橋、第一小天橋、第二小天橋)は自然公園法に基づく国定公園、文化財保護法に基づく特別名勝に指定されています。
そして同時に都市公園法に基づく都市公園にもなっているのですが、都市公園の区域は砂州のほかに少し離れた飛地もあって、これが天橋立を北から見下ろす山上にある傘松地区(傘松公園)です。
傘松公園へは、ケーブルカーもしくはリフトで行き来することができます。切符はどちらも共通なので、この時は行きはケーブル、帰りはリフトにしてみました。
登った先には、展望台、レストハウス、広場などがあります。
ただ、ここは古くから民間事業者が開発した観光地になっているので、都市公園として開設されている区域がどこまでのなのか、細かいところはよく知りません。
天橋立を見下ろす眺望スポット、撮影スポットがいくつかあるのですが、その中でも一番よく目立つウッドデッキをレストハウスから見下ろすとこんな感じ。
さすがは日本三景、私の拙い写真でも、それなりに良さが伝わります。
レストハウスには、傘松公園のマスコット「かさぼう」もいて、お客をもてなしてくれます。彼は天橋立ができた時からこの辺りに住んでいる妖精だそうです。
「かさぼう地蔵」なる石像もありました。
本人不在の時は、こちらで我慢してくださいということでしょうか。
とにかく売り物は景観なので、色々な記念写真が撮れるように工夫されています。
こちらはハート型の「願いの鐘」。カップル向けの撮影スポットです。
その後ろには、各地でよく見かける「願いの錠前」がありました。
まだそれほど話題ではないのか、フェンスの最下段だけ、数も程々といったところです。
そして、天橋立といえば、忘れてはいけないのが「股のぞき」です。
股のぞき用のお立ち台もあったのですが、お客さんがひっきり無しでブログ用の写真は撮れなかったので、その横から撮影した写真を天地逆にしてみました。だいたいこんな感じに見えます。
レストハウスには、股のぞきをしなくとも逆さまに見える「股のぞき鏡」なるものまでありました。正直「100円払ってまで」という気はしますが、観光地で気分が高まっていると覗いてしまうかも。
帰り道のリフトはこんな感じ。
地上からの高さはあまり高くないので、リフトが苦手な方でも乗りやすいと思います。
●京都府による公園紹介ページ
(2015年9月訪問)
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