866/1000 勝竜寺城公園(京都府長岡京市)

2014/12/07

京都府 城跡 長岡京市 日本の歴史公園100選 歴史公園

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勝龍寺城は京都府南部の交通の要衝に位置する中世の城で、とくに戦国末期になって細川藤孝が城主となったこと、また後に非業の死を遂げる細川ガラシャ(明智光秀の娘、藤孝の嫡男忠興の妻)が暮らしたこと、山崎の合戦の際には明智光秀が入城したことなどで知られています。
しかし江戸時代初めに廃城となった後は放置され、長く忘れ去られた状態となっていました(堀はずっと残っていたそうですが)。
これが平成の初め頃に公園として復元的に整備され、勝竜寺城(しょうりゅうじじょう)公園となりました。


ちなみにお城の名前としては難しい方の字を使った「勝龍寺城」と書くほうが良いようですが、都市公園としての名称や所在地の町名は「勝竜寺」となっています。
それ自体はどっちでも構わないと思うのですが、公園の門そばに置かれた石碑は「勝龍寺」ですね。

整備されているのは本丸と周囲の堀、西側にある沼田丸です。
本丸の櫓の中は管理棟、休憩所になっています。
ところが、なんと訪問した日は休館日! 門の中には入れませんでした。

仕方がないので沼田丸に。
こちらは24時間オープンの広場になっていますが、整備内容はいわゆる公園の広場そのもので、とくにお城っぽいところはありません。

沼田丸の中央付近には「ガラシャおもかげの水」と名付けられた地下水があります。発掘調査で見つかった井戸と関連付けているのでしょうか。
このあたりは京都西山からの地下水が豊富で、水の美味しい地域ですので、一杯いただいて本日はここまで。

日本の歴史公園100選にも選ばれているので、もう少ししっかり紹介したかったのですが、本丸の中はまたの機会に。

長岡京市による公園紹介ページ

(2014年10月訪問

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