日本の都市公園は約10万ヵ所。その1/100なら行けるだろうと思って始めた覚え書きですが、1000ヵ所を超えても続いています。揺れる動物も集めています。

2014年11月30日

859/1000 北野町中公園と北野町広場(神戸市中央区)

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ここ数回続いた神戸の異人館街・北野地区の公園ですが、それらが住民向けの公園であったのに対して、この北野町中公園と北野町広場(2つが一体として設置されている)は観光客向けの要素が非常に強い公園になっています。
場所は異人館街のシンボルとも言える「風見鶏の館(旧トーマス住宅)」の正面。まさしく異人館街の中心です。

もう25年以上前のことなので私の記憶も曖昧ですが、もともと萌黄の館(旧シャープ住宅)の玄関前広場としての役割を果たす北野町中公園が先にありました。

現地の門柱に貼られた解説によれば、北野町中公園の整備は1978年(昭和53年)なのではないかと思われます。

■ジャーデン・マセソン商会の門柱
この煉瓦造りの門柱は、かつて旧外国人居留地京町83番の英国商館に建っていたものである。明治37-38年ごろの建造になり、明治の名残りを留める貴重な文化遺産として、ここに移し保存する。(昭和53年秋 神戸市)

全面が石張り舗装され、一辺に直線的なパーゴラを置いてベンチを並べた構造は、以前から変わっていないように思います。

その後、平成の初め頃に風見鶏の館の正面の一段下がったところに円形の北野町広場ができました。

この当時に「風見鶏の館の前面道路は狭いため尖塔と風見鶏をバックに記念写真に撮ることが難しかったから、一段下がったところに広場をつくった」と聞いたような気がするのですが、裏付け資料は出てきませんでした。
でも実際、多くの記念写真は広場の底から建物を見上げるようなアングルで撮られています。

ブログ用に「ほらね!」という写真を撮りたかったのですが、この日は大道芸人が公演中だったため、少しズレたところから撮影。広場がないとうまく建物を撮ることができないという構造が伝わるでしょうか。

もちろん撮影専用のスペースというわけではなく、観光地らしい賑わいづくりにも役立っています。

2つの公園は、間に通る階段広場で繋がっています。斜面地の地形を上手に使いながら通路とともに多くの人が滞留できる空間を確保していて、よく考えてあるなぁというデザインです。

多くの人が行き交い、ちょっとだけ留まって交わる「広場」の役割をよく果たしている両公園でした。

(2014年10月訪問)

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