ご多分に漏れず、埋立からしばらくの間は産業用地が埋まらず寂しい感じだったのですが、数年前に西海岸道路というバイパスが通ってからは企業進出が進み、アウトレットモール、大型スーパー、電器店などが並ぶようになってきました。それに連れて住宅建設も進み、当節の戸建てニュータウンならではの明るい感じのまちができてきています。
大雑把にはバイパスよりも海側が産業用地、陸側が住宅用地というゾーニングになっていますが、いちばん海寄りのところに人工ビーチが造られ、その陸側が豊崎海浜公園(豊崎総合公園)という公園になっています(下図は豊見城市のパンフレットから引用)。
公園名は、行政的な正式名称は総合公園、現地案内などは海浜公園、そして人工ビーチ部分の愛称は美らSUNビーチというようです。地元では、ビーチ名がいちばん通りが良いように思います。
もっとも、利用者にとっては関係のない話ですが、構造としては人工ビーチは公園ではなく、その後ろの休憩所や広場や駐車場などが公園ということで敷地境界があるようです。
ビーチはこんな感じ。東シナ海に面しています。
T字型の人工岬(ヘッドランド)を中心に置いた、わかりやすい形の人工ビーチです。
浜や岬部分に向かって舗装路が入ってきているので、車いすでもそこそこのところまで近づけると思います。公園では車いすや自転車の貸し出しをおこなっているので、もしかするとオフロード型の車いすも貸してもらえるのかも知れません。
ビーチサッカー、ビーチバレーのできるエリアもあります。
せっかくのビーチなので好きな場所で好きなだけ遊びたいところですが、利用者どうしの交錯を避けるため、ボンヤリするところ、マリンスポーツを楽しむところなど区域わけがされています。
バスケットコートは、さすがに砂浜から少し離れたところ。ビーチバスケは難しそうです。
立ち並ぶテントは、沖縄の週末レジャーの定番・ビーチパーティー用のエリア。
最近、那覇の“波の上ビーチ”は目の前に高架道路ができて狭苦しくなってしまったので、空港に帰る直前の最後の遊び場は、こちらの方が良いかも知れません。那覇市街から車で30分くらいかかってしまいますが。
ちょうど那覇空港に降りる飛行機の進入コースの下なので、ちょっと音がうるさいと感じるかも知れませんが、それもまた一興です。
ちなみに豊崎の島本体と公園との間の水路に架かる橋にはこんな注意看板が。
確かに、ちょうど飛び込みたくなる高さですw。
(2012年12月訪問)
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