No.205の末吉西公園では、一点豪華主義の滑り台が故障して使えなくなっていたために寂しい思いをしましたが、200mほど離れたところに負けず劣らずの豪華遊具を持つ末吉東公園があるので大丈夫です。
この二つの公園が同じ町内にあるのは、阿行吽行というかサンダ&ガイラというか、とにかく強力です。
それがこちら。個性的すぎて、なんと呼べばよいのかわからない巨大遊具です。
向かい合わせに二つの築山があり、一方の築山の上には角錐型に組まれた鉄パイプの塔があり、もう一方にはコンクリート製の東屋のようなものがあります。
角錐の下には岩室のようなものがあり、丸木橋が渡してあります。
なにかこの下にピラミッドパワーでも集まってきて瞑想でもしたくなるような雰囲気です。
鉄パイプの塔と書きましたが、下半分くらいはコンクリート擬木で覆われており、継ぎ目部分には草が生えています。
継ぎ目の形状からして、勝手に生えているわけではなく、膨らんだところにわざわざ土を入れて植物が育つようにしているように思えます。ジャングル風の演出なのではないでしょうか。
足の一本には、しがみついてブラブラ揺れて遊ぶボールのようなものが付いています。
丸木仕立て、周囲に植えられたヤシの木、そしてこのボールのようなもの。並べてみると、どことなくドンキーコングJrの世界が感じられるのは気のせいでしょうか。
東屋のようなものがある方の築山は、斜面がコンクリート研ぎ出しの滑り台になっています。これはまぁ、ガケがある公園では王道ですね。
そして塔と東屋の間には、無数のワイヤーロープが縦横に張られています。しかし、これは装飾品であり、遊具としての機能は持ちあわせていません。ただ繋がっているだけ。
もとはターザン遊びでもできたのかと考えましたが、いくらなんでも高すぎるでしょう。
メイン遊具が凄いので忘れそうになりますが、片隅には亀の形をしたトイレもあります。
沖縄には亀甲墓という様式のお墓がありますが、こちらは亀甲トイレ。
というか、やっぱり任天堂?
(2012年10月訪問)
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