宝塚市の中筋(なかすじ)は、江戸初期には成立していた村で、現在のJR中山寺駅の周辺がそれにあたります。ここから南に離れた下中筋のさらに南、天王寺川に沿うあたりに中筋公園、中筋第2公園、中筋第3公園という3つの公園が100メートル間隔くらいで並んでいます。
順に番号が付いていますが、計画的に整備されたというわけではなく、それぞれが隣接する大型マンションの整備に伴ってバラバラとつくられた開発提供公園だと思われます。
まずは中筋公園。1983年(昭和58年)につくられた600平米の小公園です。
道路に対して1つしか出入口がなく、水路に架かる橋を渡って曲がった先の窪んだ場所が公園敷地なので、あまり積極的に利用者を迎えるようにはなっていません。
園内に入ってみると、東側の大型マンションと繋がる通路があるので、こちらのマンションと一体的に整備されたものだと思われます。
そして、園内のほぼ全景。公園施設としては滑り台&砂場、2連ブランコ、鉄棒、パーゴラなどがありますが、まとまった広場はありません。
滑り台&砂場は、宝塚市でよく採用されている取り付け方で、滑り部と砂場縁が接する部分で、砂場縁を切り込むことで滑り部出口の高さを、10センチほど低く抑えています。
施工は一手間増えるのですが、こうすることで、小さな子供がドシンと落ちたり、勢いよく転げ出て後頭部を打ち付けたりすることを防げる工夫なのだろうと思います。
その横には2連ブランコ。外からはあまり目立たない位置にあるので、たまに思いついて大人がブランコに乗りに行くのに良いかも知れません。
続いて中筋第2公園。こちらも1983年(昭和58年)に開園した673平米の小公園で、同じように水路に架かる橋を渡った先にあります。でも、まっすぐに入れて、道路から中が見える分だけ、中筋公園よりも使い勝手は良いと思います。
公園施設も砂場&ブランコ、4連ブランコ、鉄棒、パーゴラなど、だいたい似たりよったりです。
でも滑り台の取り付け方については、中筋公園ほども手の混んだものではなく、ごく一般的な砂場縁の上に滑り部を置くような形になっています。
開発提供公園は、住宅開発した事業者が公園も作って市に譲り渡す仕組みなので、それぞれ違っていても構わないのです。
そして、このブランコも、まぁまぁ奥まったところにありますね。こちらも、夜更けに大人が乗るのに向いているかも知れません。
最後は中筋第3公園。3つの中では明らかに弟分で、1992年(平成4年)に開園した254平米の狭小な公園です。
敷地が小さいので、施設は幼児向けの複合遊具と、ベンチ、手洗い場暗い。
小学生以上の元気な遊びは上述の先輩たちにまかせて、こちらはターゲットを絞り込んでいます。
でも、複合遊具は、平成初期に設置されて30年経過したものには見えないので、何かの理由で、先輩たちよりも先に更新せざるを得なくなったものと思われます。
歳の似たもの兄弟と、歳が離れた三男坊のような3つの公園でした。
(2024年9月訪問)












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