4052/1000 千歳公園(横浜市中区)

2025/09/22

宇宙遊具 横浜市中区 神奈川県 身近な公園

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千歳公園は、No.4051 山吹公園から南へ200メートルほど離れ、ほぼ同じ町内と言ってもよいほどの場所にある小公園です。
二つを比べると、面積はこちらの方が一回り大きいのですが、No.4051は広場を大きめにとり、こちらは遊具に個性的なものを多く採用しているので、ご近所の子供たちはその日の気分で使い分けているのではないかと思います。

遊具の特徴は、なんと言っても宇宙です。
ビルの谷間から、まっすぐに宇宙を目指すロケット型の滑り台。

以前に訪ねたNo.2380 宮里第六公園のロケット滑り台にも似ていますが、だいたいロケットなんてどれも似ているもので、こちらの方が一回り大きなものです。
遊具の機能としては、上段からカーブ滑り台、下段からはウェーブ滑り台の2本が出ており、ロケット内部は螺旋階段で移動することができます。

低い方の滑り台と、このラダー遊具によって、発射の際のロケット噴射を表現しています。

尾翼部分には、赤星ひとつ。
旧ソ連のロケットでは無いと思うので、北海道開拓使のマーク、あるいは湘南爆走族でしょうか。

高いところまで登るのが苦手な小さなお子さんには、着陸船、あるいは月面ステーションのような小さな滑り台もあります。

本体だけなら着陸船なのですが、そこからトンネルを通って黄色い滑り台まで移動できるあたりが、徐々に増設していく月面ステーションを思い出させます。

室内は太陽光を取り入れるメッシュ屋根になっていたり、伝声管で外部に指示を出したりと、細かなところにも遊び心がある構造です。

宇宙へ続く遊具はもうひとつ、揺れる乗り物遊具もあります。
黙っておいてあれば飛行機なのですが、ここではスペースシャトル。でも赤星が付いているので、旧ソ連の”ブラン”だと思って眺めます。

これらの遊具が、敷地の東半分くらいにあって、西半分には一般的な複合遊具やブランコなどの遊具もあります。

いつも思うのですが、複合遊具や滑り台などのデザインを頑張っている場合でも、ブランコはどこも同じようなデザインなので、もうひと工夫あっても良いように思います。
梁の部分に飾りを付けるくらいしか無いかも知れないのですが。

宇宙遊具のコーナーと比べると、こちら側は大きな樹木がいくぶん多く、その周りを囲むようにツリーサークル兼用のスツールがあるので、ゆっくり過ごすにはこちらの方が向いているかも知れません。
この時は、大きなビル影が落ちているので、木陰はあまり関係ありませんが。

そして、南側の外周部には歩道と繋ぐスペースがあり、ここには星座のプレートがはめ込まれています。

プレートを伝って歩いていくと、ロケット公園の解説板も建てられていました。でも、お話の中身はロケットのことではなく、星座の話です。
”誕生日の星座は、その時期に太陽が通る位置にあることで決まっているので、その時期の夜空には見ることができません”という豆知識を仕入れました。

宇宙を目指して幾千年の千歳公園でした。

(2025年2月訪問)

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