三鷹市東部の牟礼(むれ)地区は、中世以前からの古い農村集落でしたが、1950年代から現在のURの手により牟礼団地や三鷹台団地が開発され、現在のように緑・農地と住宅地がほどよく入り混じった地区へと変貌します。
その三鷹団地も今は建て替えられて高層化されているのですが、これの東隣に、牟礼下本宿(むれ・しもほんじゅく)児童遊園があります。
市のHPには「公共下水道整備に伴い廃止となった旧三鷹台団地浄化槽跡地を利用し、昭和54年に開園しました。」と記載があるのですが、そうした経過が関係してのものかどうか、2本の道路に挟まれたいびつな歩道状の場所を、歩いているうちに、いつの間にか公園に入っているという構造になっています。
ほら、公園が始まりました
そんなわけで、公園だと思うと細長いし、いびつな形をしているのですが、散歩道だと思えば、木陰を歩いているうちに滑り台が現れたりして、なかなか楽しい気分になります。
謎の巨石もあります。
大きな石を、いちど切断して、また乗せ直しているように見えるので、なにかしらのアート作品ではないかと思うのですが、とくに作品名などは見当たりませんでした。
買い物帰りなどに、ちょっとだけ歩みを緩めると気持ちが良い、牟礼下本宿児童遊園でした。
(2024年10月訪問)
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