大阪市淀川区の加島(かしま)に、旧村社の香具波志神社(かぐはしじんじゃ)があり、これの西道向かいにあるのが、加島北公園です。
付近は大阪市では北西端の低地で、農地だったところに大正の頃から工場が進出するようになり、昭和中期には工場が増え、農地だったところは全部住宅に変わったことで、現在は工場と住宅の間をグネグネした道路が縫うような町になっています。
そうした道が自転車や歩行者には優しくないため、この公園の園路を通り抜けだけに使う人がすごく多いことが、路面の状況から見て取れます。
と言っても公園の敷地も曲がって変則的な形をしており、ひと目で全体を見渡すことはできません。
ちょうど屈曲点のあたりに滑り台があって、その北側はいちおう広場形状。ただし真ん中に踏み分け道があるので、気をつけて遊ばないと、すぐに人にぶつかってしまう状態になっています。
南側は、園路を避けるように配置されてはいますが、ブランコや鉄棒、砂場などがあり、いちおう遊具広場形態になっています。
ブランコは座板式2連と、バケット式2連とが別々に設置される大阪市スタイルです。
砂場は、少し大きめ。
公園なのですが、長さ100メートルの緑道としての役割も持つ加島北公園でした。
(2024年10月訪問)
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