前回はNo.3948 門前参道公園でしたが、これの所在地がそもそも生駒市門前町(もんぜんちょう)で、これの参道沿いではない場所に門前公園があります。
もっとも「参道沿いではない」と書きましたが、すぐそばに旧参道の標識が建つ細道も通っており、No.3948のような真っ直ぐの参道は、鉄道やケーブルカーが通って大量の人がお参りするようになって以降に整備されたもので、むかしは地形なりのグニャグニャした参道が通っていたのであろうことが想像されます。
門前町公園も、等高線に沿って通る2本の曲がり道に挟まれた平坦地なので、敷地形状はグニャグニャしています。
敷地は中央に高低差があって大まかに2分されており、低い方が遊具コーナー、高い方が草芝敷きの広場になっています。
遊具コーナーも草芝敷きで、その中に複合遊具、2連ブランコ、ラダー遊具、鉄棒、揺れる動物遊具などが設置されています。

複合遊具は、基本的には滑り台なのですが、そこへ至るまでの道程が、階段、斜め登攀壁、橋など様々な要素で構成されており、大きさの割には色々な遊びができるものです。園内を見渡すと、これだけが新しめなので、最近に入れ替えられたものかも知れません。

2連ブランコやラダー遊具は、伝統的な形のもの。
ラダー遊具の上に立てば、生駒市街地を見渡せることでしょう。
一方、こちらが広場。山側はガケ、谷側は背の高いフェンスに囲まれているので、多少のボール遊びくらいなら大丈夫です。

ガケ部分は、下から見上げたらイマイチわかりにくい写真になったので、上の道路から見下ろす角度のものを掲載。ガケの途中にコンクリート敷の部分があるのは、もともとは何かの建物が建っていた跡だと思います。

晴れた日には眺めも美しい門前公園でした。
(2025年2月訪問)
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