No.3925で登場した、JR恵庭駅の東に広がる黄金地区。この地区の南エリアの拠点的な公園が、黄金曙公園です。
面積は1haあって、ご近所の公園としては大きいことは確かなのですが、北海道のスケール感からするとさほどでもありません。
そのうちのざっくり2/3ほどが草敷きの広場と、そこに点在する遊具、残りの1/3ほどがひと塊の林になっています。
いわゆる遊具としては複合遊具があるのですが、これが吊橋でコンクリート人研ぎ滑り台の付いた小山と接続しているので、合計3種類の滑り台が楽しめます。
滑り台以外にも、ラダートンネルや雲梯、平均台なども複合しているので、これひとつでかなり遊べます。
2連ブランコは、他の遊具とは複合せずに、離れたところに置かれています。
こちらが人研ぎ滑り台。雪が積もる北海道では、遊具の維持管理にも苦労が多いので、こうした土木的な遊具の方が扱いやすい面があるように思います。
そして人研ぎ滑り台がある盛土山とは別に、広場と林との境になるところに、高さ2~3メートル、長さはなんだかんだで50メートルほどになりそうな大きな盛土山が築かれています。
北海道の公園に多いスキー山だと思うのですが、それ以外の季節にも、駆け上ったり下りたり、頂上に座って周りを眺めたりと色々使えますし、園内の景色にも変化があって面白いと思います。
頂上に立つと、こんな感じですね。大人にすれば多少のことなのですが、子供にとってこれだけ目線の高さが変わるというのは、けっこう楽しいものです。
一箇所だけ削れて沢みたいになっているのも、公園管理者にすれば修繕したいところですが、これはこれで遊びに変化を与えてくれます。
大きな盛土山を反対側に下りると、よく育ったニレやケヤキなどの林があります。敷地外周にある樹木よりもかなり大きいので、もしかすると公園がつくられる前からあった林を残しているのかも知れません。
園内が広く、異なる要素がいくつもあることで、より多くの人が集まりやすいと思われ、きっとご近所でも人気の公園になっていることでしょう。
花壇はもう冬支度を済ませた時期に訪ねた黄金曙公園でした。
(2024年10月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿