植田大坪公園は、No.3862 天白渓下池公園から東へ200メートルほど離れ、植田川沿いにある小公園です。
隣には大坪小学校があり、公園と校庭とをネットフェンスひとつで隔てて行き来できるようにした学校公園になっています。
園内は小学校に近い方から、デコボコした遊具コーナー、一段下がった遊具コーナー、最後は平坦な広場と、大きく3つに分かれています。
「デコボコした遊具コーナー」は、地形に沿った傾斜とかではなく、意図的にデコボコさせているように思うのですが、その理由は思いつきません。
ブランコが高い位置だと揺らした時に楽しいからか、地下に貯水槽かなにかが埋められているのか、あるいは逆に低い地面で雨水の表面貯留をしようとしているのか、などと考えてみますが、どれも違っているような気がします。
少し高いところから、一段下がった遊具コーナーを眺めます。この部分には、どちらかと言えば幼児向けの遊具が集められています。
もう少し近づくと、こんな感じ。大きな砂場、小さな複合遊具、2連ブランコ、ラダー遊具などがあります。
印象に残るのは、昆虫顔のラダー遊具。
でも具体的になにかの種類の昆虫ではなく、触覚と大きな目、長い体に六本足という特徴をしっかりと強調することで、やがて自分なりの昆虫に見えてくるという一品です。
こちらは乳幼児向けのバケット式ブランコ。No.3862では、こうした樹脂製品に進化する前段階のものに出会いましたが、ここでは最近のモデルが使われています。
一方、こちらはNo.3862でも見られた回転遊具。色は違えど、同型のものです。
座席部分が木製というのが、優しい印象です。最近の公園施設では、木製パーツが採用されることがめっきり減ったので、使える限りは頑張ってもらいたいと思います。
そして最後は南端の広場。隣には、地区集会施設の大坪コミュニティセンターが建っています。
隣り合わせは良いのですが、間に植え込みがあって背を向け合っているのは、もったいないところです。
いろいろと特徴はあるのですが、モダンなトイレも記憶に残る植田大坪公園でした。
(2024年6月訪問)
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