3812/1000 宮田橋公園(東京都新宿区)

2024/12/12

新宿区 身近な公園 川辺の公園 東京都

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高田馬場の神田川沿いにある宮田橋公園。名前の由来となる宮田橋の上から見た、右手の背の高いフェンスに囲まれた部分がそれにあたります。

宮田橋がある西側から園内に入ります。標識は、まっすぐ進めば宮田橋公園。この場合の「上矢印↑宮田橋公園」って、そういう意味ですよね。

でも園内に入って振り返ると、裏側には「下矢印↓宮田橋公園」の表示が。いまもう公園内にいる人向けなのに、この標識からどういう情報を受け取れば良いのか悩みます。
「地下に宮田橋公園」ではないし、「もどれば宮田橋公園」ならUターン矢印にするだろうし。「ここまで宮田橋公園」が妥当なところでしょうか。でもそんなの、すぐ横から家が並んでるから見たらわかるし...

では、ということで、もう一つの出入口に行ってみると、こちらの方が曲がり角に面して奥まった場所なので余程わかりにくいのですが、とくに標識はなし。
なんとなく想像されるのは、混み合った市街地の公園なので、避難場所への誘導標識として色々考えて作ったのだけど、混み合っているだけに標識を建てる場所にも困って、こうなってしまったのでは、ということくらいです。

さて、そんな感じで出入りにうるさい宮田橋公園ですが、園内は大まかに2つの広場と、花木園地になっています。
そして、2つの広場のうちの1つは、ゲージに囲まれたボール遊び場。バスケットゴールが取り付けてありますが、キャッチボールなど色々なボール遊びに使えるものです。

屋根まで全部ゲージで囲われていますので、神田川にボールを落とす心配はありません。

東側の広場は、まさしく広場のシンプル構造。

コンクリート基礎が残っているので、もともとはこの舗装部分に遊具やベンチがあったのかも知れませんが、今はなにも無くなっています。

なので、子ども向けの遊具として残っているのは、砂場だけということになります。

そして花木園地。周りは小さな柵で囲まれて、足を踏み入れて歩き回れるようにはなっていないのですが、春先に訪ねたので、ツツジやユキヤナギが花を咲かせて楽しげなので、つい入ってみたくなります。

ところで、園内に掲げられていた「戸田平橋~滝沢橋間の整備(将来の整備イメージ)」という絵図面。いまは深さのあるコンクリート三面張で、人々の暮らしから切り離されている神田川を、将来的には生き物や水に親しめる空間に変えていこうという構想の考え方を示したものです。

それの「宮田橋公園の将来像」がこれなのですが、公園の広さと水辺までの高低差からして、ちょっと無理じゃないかなという親水公園型になっていました。まぁ将来のイメージですから、これから時間をかけて取り組んでいくものだという理解でおきましょう。

親水公園になったら、出入口の標識はどうなるのかな、と思った宮田橋公園でした。

(2024年4月訪問)

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