No.3780で名前だけ登場した比屋良川(ひやらがわ)に沿ってもう少し下流に進むと、比屋良川公園があります。
園内は大きく3ブロックに分かれており、下写真がその中でも利用の中心になる大型複合遊具のブロック。そして、ここから橋を渡ったところに芝生広場のブロック、さらに川沿いの遊歩道を数百メートル歩いたところに、一つだけ離れた北ブロックがあります。
2つの大型複合遊具と休憩所がある遊具ブロックは、駐車場からも近く、平日でも親子連れでいっぱいです。あまり近くでカメラを向けることもできないため、遠目で1枚だけ。
仕方がないので、園内の橋を渡って比屋良川の向こうにある芝生広場へ向かいます
No.3780でも書いたように、比屋良川は台地を削って深い谷を形成しており、これが沖縄戦屈指の激戦地であるNo.41 嘉数高台公園の北麓を流れていきます。当時も、だいたいこんな感じで樹々に覆われた谷だったため、米軍の戦車・歩兵は渡河に手こずり、大きな被害を出したようです。
戦争の時は嘉数のトーチカから日本軍が川を覗いていたわけですが、今は公園内の野鳥観察施設から川を覗くことができます。
そして橋を渡って芝生広場。
一面の平坦な広場ではなく、おそらく元地形を活かして、軽い起伏があるものです。
大きな樹木は少なめで、駐車場横のガジュマルを単木で目立たせる仕上げになっています。
北ブロックには行かなかったので、そちら向けのルートマップだけ掲載。
利用者が多かったので、広さの割には短めの記事になった比屋良川公園でした。
(2024年3月訪問)
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