川東公園は武庫川の東にあり、No.3624 守部中通公園とは100メートルほどしか離れておらず、同じ住宅改良事業の一環で整備されたと思われる小公園です。ですので、敷地も集合住宅と一体的になっています。
それほど大きな敷地ではありませんが、道路に近いところにパーゴラや遊具を集め、中心部にまとまった広場を取っているので、中に入ると意外に広さを感じます。
遊具は木陰に一つだけ。
面白いのは、道路に面した外周部に張り巡らされた斜め網の数々。
パッと見たときはわけが分からず、「腰掛け?」と考えたのですが、おそらく歩道のない道路に面しているために、子供やボールの飛び出し防止の目的で並べられているものと思われます。
そう思って眺めてみると、斜め網と樹木の植桝とが二重かつ交互に並べられており、飛び出し防止にはかなり効果が高く、かつ低木植栽のように完全に囲ってしまわず見通しのよい状態を意図して整備されたものだとわかります。
そう考えると、植桝の高木がことごとく枯れているのも、なにかの意図があってのことかと想像してみますが、そこはよくわかりません。
道沿いに妙がある川東公園でした。
(2023年10月訪問)
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