3384/1000　瀬の谷三角公園（神戸市須磨区）

No.3383 うその谷公園から西へ150メートルほど離れたところに、瀬の谷三角公園があります。
「瀬の谷」という地名は『神戸市小字名集』には載っておらず、No.3383の園名に採られている小字「獺谷」を書き間違えたのではないかと疑っているのですが、本当のところはわかりません。失礼な憶測だったら、先に謝っておきます。

それはさておき、瀬の谷三角公園の出入口を守るのは、近くの中学生が作成した2体の飛び出し坊や。こっちは『鬼滅の刃』の竈門炭治郎。市松模様の羽織が上手に描かれています。

こっちは『ワンパンマン』のサイタマでしょうか。本物もツルツル頭なので、板の切り抜きにピッタリ合っており、全体が良くまとまっています。

さて、園内。その名の通り三方向とも道路に囲まれた三角の敷地をしており、その中に滑り台、2連ブランコ、鉄棒、砂場といった遊具がコンパクトに収められています。

周辺の住宅地と同時期の開園だとすると、すでに50年近くが経過しているので、滑り台やブランコは一度くらい入替えられていると思われ、今の安全基準に照らして不足のないものになっています。

測ったわけでは無いけれど、ブランコの安全柵の距離もしっかり確保されているように思います。でもフレームは再塗装＆再利用かなぁ。

鉄棒だけは、たぶん50年モノ。
露出したコンクリート基礎の上にラバー系の舗装を被せていますが、横棒の年季の入り方から、そう考えます。

人気者たちに守られた瀬の谷三角公園でした。

（2023年2月訪問）