西宮市の苦楽園地区は、六甲山麓の南~東向きの斜面地を造成した住宅地で、地形的にはどこだって眺めが良いはずなのですが、現実には良い場所にはだいたい住宅が建っているので、道を歩いていても意外に遠くまで見渡せるところはありません。
そんな中で苦楽園みはらし公園は、道路の屈曲部を巧みに使った敷地により、その名の通りの見晴らし良好を実現している小公園です。
でも座って落ち着けるパーゴラからは、パーゴラそのものが敷地内の山際の方に設置されていることと、道路沿いの樹木が邪魔をしていることとが重なって、そこまでクッキリとした眺望は開けていません。
そこで滑り台に登ってみると、樹々の間から、芦屋~東神戸にかけての街なみを眺める事ができました。
高い場所からの見晴らしなので、ついつい遠くの海の方を眺めてしまいますが、近いところの六甲山系の山なみを眺めるのも悪くありません。
苦楽園地区の公園の中では、いちばん見晴らしが良い苦楽園みはらし公園でした。
(2023年2月訪問)
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