苦楽園六番公園は、西宮市の苦楽園六番町にありますが、隣の苦楽園五番町からも谷川に架かる橋を渡って訪れることができます。
橋が架かっているのは夙川に流れ込む久出川という小河川で、1kmほど流れると、No.2683 木津山公園に至ります。
園内には、シーソー、滑り台&砂場などの遊具があって児童公園仕立てですが、敷地全体が谷を囲む斜面で平らな場所があまりないので、設置場所には苦労しているようです。
面白いのはシーソーの下で、地面が傾いているため雨が当たるところはちょっとずつ土が流れ、座板の下で雨が当たらないところだけ土が残ったために、不思議な段差ができていました。たぶんコンクリート基礎も、昔はもう少し土に隠れていたことでしょう。
敷地の奥の方から、全体を見下ろします。大きなマツや花崗岩の岩が露出している様子は、付近が開発された当初の様子を残している雰囲気があり、なかなかのものです。
ベンチやパーゴラはないのですが、岩がゴロゴロしているので、座る場所には事欠きません。
散策やハイキングの拠点にもちょうどよい苦楽園六番公園でした。
(2023年2月訪問)
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