苦楽園五番町みどり公園は、苦楽園五番町の尾根筋がガケになってスッと落ちていくあたりにある小公園で、ガケ下の樋之池町からだと、かなり急な階段を上ったところにあります。
公園敷地は上・中・下3段に切り分けられており、道路からフラットに入ることができるのは上段だけで、それ以外には階段で行かねばなりません。
上段の施設は砂場だけ。
手前にあるベンチ付近には、かつてパーゴラがあったような柱跡が残っているのですが、現在はありません。
平坦部の少なさに対して砂場が大きすぎるのでは、という気もしますが、小さな砂場は今ひとつ楽しくないのも事実なので、ここは良しとしましょう。
下方向へ通じる階段際まで行って、中・下段を眺めます。
中段は正確に言えば2つの小段に分かれており、小さなベンチや謎の石碑などが置かれています。
こちらが謎の石碑。"丁"あるいは"下"という字しか読み取れません。いや「あるいは」と言っている時点でなにも読み取れていないか。
そして下段へとやってきました。
パーゴラ、コンクリート製の動物遊具などがあり、中段から下りてくる滑り台もあるので、まぁここだけでも幼児の遊び場としてはそこそこ充実していると言えます。
滑り台越しに、改めて上・中段を見上げます。
公園としては、擁壁部分をもう少し柔らかい印象に仕上げたかったところですが、この急斜面を止めるには、これくらいがっしりしていないといけないこともわかる苦楽園五番町みどり公園でした。
(2023年2月訪問)
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