さて、「児童遊園」には、児童福祉法に基づくものと、そうじゃないものがあります。
全国的に見るとおそらく「じゃない」方がずっと多く、西宮市の児童遊園も「じゃない」方です。
「じゃない」場合、都市公園との違いは自治体ごとに異なりますが、児童遊園と呼ぶからには面積や施設内容の面から老若誰もが使う公園ではなく、幼児~小学校低学年くらいの小さな子供(児童)に適した遊び場であることが多いように思います。
では、石垣に囲まれて1つしか出入り口がない苦楽園五番児童遊園は、児童の利用に適しているでしょうか。
入口から一歩踏み入れ、217平米の園内の全景。う~む...
一番奥まで進んでから振り返って、逆方向からの全景。またしても、う~む...
ここで児童が遊んでいたなら、近くのもう少し良い遊び場を教えてあげるべきでしょう。
制度と実態、理想と現実とはなかなか一致しないという実例を学んだ苦楽園五番児童遊園でした。
(2023年2月訪問)
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