鳥取の市街地は、もともと城下町時代の外堀にあたる袋川(旧袋川)までが範囲だったのですが、昭和27年(1952)の鳥取大火で大半が焼き尽くされ、その後の復興区画整理事業をきっかけにして新市街地が袋川の西側まで広がってきます。
その中でも、区画整理そのもので開発された相生町には5つのナンバリング公園が整備されているので、相生第一公園から順番に訪ねてみます。
第一というだけあって、一連のナンバリング公園の中では一番大きく約1,300平米ありますが、敷地が不整形でデコボコしているため数字ほどの広さは感じません。とは言え、住宅地の中では手頃なサイズで、遊びに、憩いにと使い勝手が良さそうです。
遊具は滑り台、2連ブランコ、ジャングルジム、揺れる動物遊具など。これらを1ヵ所に集めるのではなく、園内の外周部にバラバラと配置しています。
中央部にできるだけ大きな広場スペースを取ろうとした結果なのかも知れませんが、遊具が集まっていないことで、子供たちが過度に密集してぶつかって怪我をすることや、大声で隣接住宅に迷惑をかけることが減ることにも繋がっていると思います。
心地よい伸びやかさがある相生第一公園でした。
(2022年10月訪問)
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