那覇市西部の宇栄原地区に「さつき」を冠した公共施設がいくつかあります。さつき小学校、さつきこども園、そして五月公園などです。これらは付近の川にかつて架かっていた五月橋に由来するものだそうで、町名や字名としての「さつき」があるわけではないのですが、地元の歴史に根ざした地域名として今も用いられているようです。
そんな五月公園ですが、小さいながらも高低差のある敷地を使った複雑な形をしています。大きく言えば崖上の遊具コーナーと崖下の多目的広場なのですが、崖部分もいくつかの小段に分かれていたり、周りの住宅地と繋がる小さな出入口がたくさんあったりと、なかなか一口で言い表せません。
まず崖上の遊具コーナー。2連ブランコと、ロープピラミッド、その奥には赤瓦の休憩所もあります。
ロープピラミッドは高さ3メートルほどの小ぶりのものですが、家のご近所の遊び場としては十分なサイズです。
ブランコの横手の方から、まず一段下がったところが、ゲートボール場のような小広場になっています。
コンクリート製の大きなパーゴラのほか、階段状のスタンド席も付いており、多くの人が観覧できる構造です。
また別の方向の小段には、幅広のガケ滑り台があり、ここまでが遊具コーナーという扱いになります。
ガケ下に降りると、トイレなどのある舗装されたエントランス広場があり、
その奥には草芝敷きの大きな広場があります。
が、ここについてはあまり触れるところもないので、記事が尻すぼみになってしまった五月公園でした。
(2022年5月訪問)
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