中津公園は、西宮市南部の戸建てが多い住宅地の中にある小公園です。
長方形の整った敷地形状をしており、西半分が土敷きの広場、東半分が草芝敷きの園地になっているのですが、東半分のデザインが独特で印象に残ります。
園地中央の円形に舗装されたスペースの周りには、スツールとして使える高さの円柱が12基、さらにその周りには色々な高さの飾り付き円柱が12基、それぞれ等間隔に配置されています。いわゆるストーンサークル状ですね。
飾り付き円柱は、低いものは大人の腰高くらい、高いものは3メートルを超える高さがあります。いったい何のために築かれたものなのか、その使いみちについては諸説ありますが詳しいことはまだわかっていません(ブログ作者の中では)。
ストーンサークルに食い込むように滑り台やブランコが設置されているので、遊び場としてなにかしらの意味を持たせようとしたことは想像されるのですが、子供たちはどんなふうにしてストーンサークル部分を使っているのでしょうか。
そして、面白い物件がある公園にはあだ名が付けられるものですが、ここは何と呼ばれているのでしょうか。
このストーンサークルと西側の土敷き広場とは柵で明確に区切られており、2ヵ所ある白い門を通って行き来する形となります。
土広場の一角には、ベンチとしても使えるタイプの健康器具が並び、ストーンサークル側との使いみちの違いを強く打ち出しています。
住宅地の中で謎に包まれた中津公園でした。
(2021年10月訪問)
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