平安座島から浜比嘉島へと渡る全長1400メートルあまりの浜比嘉大橋は、1997年(平成9年)に架けられました。
その架橋に際して、橋のたもとの漁港整備も同時におこなわれ、浜比嘉島の玄関口として作られたのが浜漁港緑地公園です。
ということで、駐車場には「ようこそ浜比嘉島へ」のウェルカム石碑が建てられています。
その石碑の裏面には、国の重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝の島袋正雄さんの琉歌も刻まれています。
だいたいの場合、漁港の公園にはそれほど施設は多くないものですが、ここも冒頭の橋を眺めた展望広場、野球場、駐車場というシンプル構成です。
野球場のダッグアウトは沖縄風の赤瓦屋根、そして本ブログが好物にしている擬木造です。
離島の浜比嘉島でどれほどの人数が野球をするのかがわかりませんが、忘れ物のグローブがあったので、誰かしらは野球場を使っているようです。
こういうグラウンドで合宿なんかしたら、きっと一生ものの思い出になりそうな景色の浜漁港緑地公園でした。
(2021年9月訪問)
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