昭和時代に名水百選に選ばれた垣花樋川(かきのはなひーじゃー)がある垣花集落に、垣花農村公園があります。
四角く整った形の草敷きの広場に、木製遊具が1つとトイレがあるというシンプル構造です。
木製遊具は滑り台とブランコ、鉄棒の複合ものですが、木部がけっこう傷んでいて、そろそろ交換が必要な気がしました。
ところで、今見たところから道を挟んだ反対側にも小広場と四阿があります。
道を渡って行ってみると看板があって、いま渡った道は「トムンジョウ通り」、この広場は「トムンジョウ公園」だと書かれており、図中に垣花農村公園が描かれていないところからして、2つは別々の公園として扱われているようです。
ただ、「トムンジョウ」という言葉の意味がまったくわかりません。
沖縄方言の音から考えて「トムの門」(門と書いてジョーと読む)か、あるいは西武門(にしんじょう)に類する語源なのかな、と推察してみたりするのですがネット検索しても、南城市のHPで調べてみても出てきません。もっとも南城市のHPの検索エンジンはgoogleなので、どちらにしてもネット検索にひっかかってこないのですが。
念のために普段は使わないBing、Baidu、DuckDuckGoなどの検索エンジンで試してみましたが、結果は同じです。
それも「意味を教えてくれるサイトが見つからない」というレベルではなく、この単語そのものがまったくヒットしない(正確に言えば、この通りに面した宅地の古い広告が、なにかのまとめサイトみたいなところにアーカイブされているのが1件だけ出てきます)という謎の言葉です。
「世の中、巨大ITに支配されてばかりいるわけでもない」ことを教えてくれたトムンジョウ公園でした。
(2021年6月訪問)
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