以前にNo.1257 で日本国内最古とされる約3万6千年前の人骨が発見された山下町第一洞穴公園を訪ねました。
本土の火山灰由来の酸性土壌とは異なり、サンゴ礁由来でアルカリ性が強い土壌が広がる沖縄では骨が酸化せずに残りやすいとされ、山下洞穴のほかにも、八重瀬町港川、宜野湾市大山など本島中南部のほか、離島の宮古島市のピンザアブ遺跡、石垣島の白保竿根田原洞穴遺跡など、県内20ヵ所くらいで1万年以上前の人骨が見つかっています。
そのなかでも、約1万8000年前のほぼ全身の人骨である港川人が見つかった港川フィッシャー遺跡が最近になって公園整備されたと聞いたので、近くを通りがかった時に立ち寄ってきました。
読売新聞HPより引用『港川人の復元図』 (監修:国立科学博物館、山本耀也 画) |
がしかし、工事の影響か、新型コロナに伴う臨時休業なのか、はたまた情報ミスなのか、重厚な門がしっかりと閉ざされていました。
門の貼り紙を見ると工事中らしいので、情報ミス(ブログ作者の聞き間違い)説が濃厚です。
門の向こうすぐのところにトイレとガケが見えていますが、人骨が出土した場所はもう少し左奥の方なので、どのような整備がされたのかを見通すことができません。無念...
次の機会がいつになるかはわかりませんが、頑張って機会を見つけたい港川遺跡公園でした。
(2021年6月訪問)
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