Ｊリーグのキャンプも行なわれる陸上競技場や人工芝の野球場、テニスコート、体育館などがあり、町民だけではなくスポーツ合宿などでの島外の人も訪れるだろうと思われます。
訪れた時も、小学生のサッカーが行なわれていました。
専用のスポーツ施設は、その競技をする人にとっては大切なのですが、しない人にとっては用のないものなので、むしろただの広場の方が使い勝手が良いかもしれません。
遊んだり、走り回ったり、たまにはサッカーの練習をしたりと自由に使えます。
子供向けには、大型遊具のある遊び場も整備されています。
遊具の奥の方にも、遊びに使える芝生広場が続いています。
でも、園内にあった古い案内板を見ると、奥の芝生広場は、元々はテニスコートかなにかとして使われていたようです。
それにしても「児童大人広場」とは、ターゲットが広すぎて何も言っていないに等しいネーミングですね。
そんな施設群を抜けて海の方に向かうと、ちょっとした城の櫓だと言ってもおかしくないような高台が築かれ、その上に東屋が建てられていました。
園内では一番の眺望ポイントなので、スロープで上がれるようにしているのですが、そのせいで台座部分がますます巨大になっています。
東屋の下から海を眺めると、小さな砂浜を持つビーチとその背後の海岸林が見えました。
写真にはうまく写っていないのですが、T字型の防波堤（ヘッドランド）なども見えますので、人工的に養浜されている砂浜だと見て取れます。
海水浴場になっているわけではないので、シャワーなどの施設はないのですが、公園からすぐ目の前なので、穴場的な人気があるのではないでしょうか。
スポーツをする人はガッツリと、そうでない人もけっこう楽しめそうな吉の浦公園でした。
展望台から下りて、海岸林の間を抜けてビーチに出ます。
すると、こんな感じに。
小さいけれど波が静かで、子供でも遊びやすいビーチです。
（2020年9月訪問）
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