No.4392 中島中央公園から西へ500メートルほど離れたあたりに綿津見神社が祀られており、その境内と一体的に、甲南(こうみなみ)公園が設けられています。
公園部分は広場・遊び場型で樹木が少なめなのですが、さすがに玉垣の中は社叢林が育まれており、信仰の力を感じます。
そのお社に近いところに、滑り台、2連ブランコ、揺れる動物遊具、砂場といった遊具が集められています。
夏場に訪ねたので、どこも暑いのですが、ブランコだけが木陰だったので、ここで小休止をとりました。
暑い中でも、ご近所の皆さんが植えた花壇はきれいに咲いていました。
さて、この公園の唯一の出入口を挟んで、左右にひとつづつ石碑が並んでいます。
まず入って左側にあるのが「一百年祭記念碑」。側面には大正11年(1922年)9月21日とありますが、それ以上には細かいことが刻まれておらず、何の100年を記念しているのかはわかりません。
時期や立地から「No.4392があった中島村から分かれて、甲南村ができて100年」あたりではないかと考えてみるのですが、あくまで想像です。
一方、こちらは入って右側にある「復興碑」。表面にしっかりとした碑文が刻まれています。
碑文は「昭和2年9月13日朝来天候険悪ニシテ...」で始まり、この時に熊本県を襲った台風により旧飽託郡、宇土郡、玉名郡の3郡で高潮が発生し、各所で堤防が決壊して死者115名などの被害を出したこと、そしてその後に地元の関係者が各方面の支援も受けながら尽力して耕地整理事業に取組んで復興に至ったことを述べ、「住民永久恩澤ニ浴シ聖世忠良、民タルヲ得ム」と締めくくっています。
村の歴史に触れた甲南公園でした。
(2026年8月訪問)









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