現在、うるま市役所が建つ天願地区一帯は、かつては米軍に接収されて通信基地が置かれていましたが、1973年（昭和48年）から1983年（昭和58年）にかけて返還され、土地区画整理事業が実施されて「みどり町」と名付けられた市街地が形成されました。
区画整理事業地には計画的に公園が配置されるものですが、その中でも市役所に近く中心的な役割を担っているのが、のびのび公園です。
四方を道路に囲まれた約3,300平米の整った敷地形状をしており、それを三等分して、中央に区画整理の記念碑が建つ小丘、西に広場、東に遊具コーナーを配しています。
こちらが「みどり町竣工記念碑」と題された区画整理事業の記念碑。この記事の冒頭で書いたような内容が、長文で刻まれています。
西側の広場は、訪れた時は大人の膝丈くらいまで草のびのびになっており、気軽には立ち入れない状況になっていました。
東側の遊具コーナーもまぁまぁ草のびのびですが、それでも広場よりはマシなので、やはり遊具周りの方がいくぶん利用が多いようです。
隣にはスーパーがあるので、それにつられてもっと活用されても良さそうなのですが、一方で公園の周りに路上駐車が並ぶことも多そうで、管理運営面は悩みも多そうなのびのび公園でした。
（2020年9月訪問）
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