六甲アイランドでは、中央を南北に通る鉄道(六甲ライナー)を折り目にして、東と西(右と左)がおおむね対象になるように公共施設が配置されており、東側にはNo.586 向洋東公園があって、同じように隣に小学校があります。
小学校に隣接する低いところは遊具コーナーになっていて、白くて太いフレームが印象的な複合遊具などが設置されています。
複合遊具には、滑り台やブランコなどのありがちな遊具のほかに、かなり高いところからぶら下がっている吊り輪、かなり高い位置に渡されている平均台などがあり、やや高めの運動能力が必要なものとなっています。
大きな遊具と一体化はしていないのですが、この「永久あるき続け丸太」も、体力的には結構ハードですね。
おそらくは大型のタイヤブランコかなにかだったと思われる遊具は、吊り下げられるべきパーツが外されてフレームだけになっていました。
それにしても、どうせ人工島なのだから、必要な分の駐車場は平面で取った方が使い勝手が良いし、その駐車場を美化・緑化したほうが街なみも美しくなると思うのですが、なぜか六甲アイランドは地下駐車場ばかりです。
その分、換気塔は凝ったデザインが導入されていますが、「そういうことじゃないんだよなぁ」という感もあります。
びっくりしたと言えば、この彫刻の横で白黒のしましま模様が美しい鳥の羽を拾いました。
そんなことを思いつつ、一段高いところへやってくると、低いところよりは低年齢向けの遊具が置かれていました。
でもやっぱり、吊り輪があります。
写真左奥の方に向けて広場の中を突っ切る道は、園路として設計されたようには見えないのですが、駅方向と結ぶ最短ルートなので、しっかりと道になっています。
この広場の片隅に設置されているのが、「眩驚-Ⅵ」と名付けられた彫刻作品。土田隆生さんの作品です。現代アートのことはよくわかりませんが、暗い地下駐車場から急に外に引っ張り出されてビックリしている様子を現しているのかもしれません。
なにの鳥かはよく知らないのですが、人工島の森にも色々な鳥が住み着いているのだな、という風には思います。
六甲アイランドの西を司る向洋西公園でした。
(2020年9月訪問)
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