団地建設の際に造成が行なわれていますが、原地形はおおむね団地が尾根、公園が谷にあたるようです。
余談ですが、公園と、一段下がった歩道風の園路との段差が、玉石入りのコンクリートガケになっているところが良いですね。
最近の公園ではあまり使われない手法ですが、単純なわりに、通りすがりに駆け上がったりして、ちょっとした遊びに使えるので飽きないと思います。
さて、改めて園内を北側から。
一番北にはブランコと滑り台がありますが、その奥、フェンスの向こうには元々の谷筋にあった溜池が今も残っています。どうせ残すなら公園緑地の一部として活かせば良かったのでしょうが、団地開発当時はまだ水利が残っていたか、あるいは調整池として管理する必要があったのか、厳重にフェンスに囲われているため池の様子を窺い知ることができません。
写真ではわかりにくいですが、現地に立つと、過去の谷地形がそこそこ実感できます。
小さな土敷きの広場を抜けると、細長い傾斜地形を活かしたターザン遊具があります。
適材適所あるいは適地適遊というべきか、こういう地形を活かした遊具選定は私好みです。
その先にはネット遊具、平均台などのアスレチック系の遊具が続きます。
その下に揺れる動物の置かれた一角があり、そこそこの敷地幅があって公園仕立てになっているのはこの辺りまでで、この先は幅の狭い緑道のような状況になります。
緑道区間のところどころに、何かわからないコンクリート製の構造物がいくつか並んでいました。
形は少しずつ違うのですが、1m×1.5mくらいの範囲をコンクリートの壁で三方を囲み、側壁には小さな穴が開いていて、地面は砂が入っています。
(2020年3月訪問)
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