野添北公園はJR土山駅から西へ600メートルほど離れ、約1.5ヘクタールの面積を持つ公園です。
このようにNo.2433 であいのみちにピッタリと隣接しており、時代でいえば奈良時代と平安時代の間くらいにあります。何を言っているかと思った方は、No.2433の記事をお読みください。
園内には池と大きな段差とがあり、地形的に公園の北を流れる喜瀬川の旧流路と自然堤防を使っているようにも見えるのですが、詳しいことはわかりません。
芝生広場もよく管理されており、裸足で走り回っても問題なさそうです。
盛土丘になっているところには、大きなガケ滑り台があります。
私が訪ねた時は、ずっと遊んでいるお子さんがいたので、遠くからの写真になりました。
丘の端に人造の滝がつくられており、ここから園内の北側を占める大きな池へと流れが続いています。
池のうちの上流の半分くらいは水遊び場になっており、緩やかで浅い池の中にカメの島などが設置されています。
公園の水遊び場は、冬は管理しやすいように水を抜くことが多いと思うのですが、ここの場合は下流側にも水を供給する必要があるからか、しっかりと水が張られていました。
こちらが池の下流側で、日本庭園の池としてデザインされています。
右隅に見えている建物が、茶会や研修のできる公園施設「蓬生庵」で、奥に見える塔は公園の隣にあるお寺のものです。
この池の景は、かなりの部分でお寺の塔に左右されてしまうので、借景と呼ぶには強すぎるほどです。
なかなか、塔を入れない構図を撮る気になりません。
この庭園の隣が、大型遊具のある遊び場になっているのですが、そこにもしっかりと映り込んできます。
でも、こうして見ると、けっこう播磨町を代表するような景観をつくっていると感じた野添北公園でした。
(2019年12月訪問)
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