糸満市の西部、おもに埋立地を抜ける国道331号「糸満道路」は、地上を通る区間が多いのですが、糸満漁港をまたぐところは巨大な高架橋になっています。
この高架橋の下に町端公園があります。
敷地の大半はフェンスに囲まれたバスケットコートと土敷きの多目的広場なのですが、フェンスの外側に少しだけ健康器具がはみ出しています。
健康器具コーナーには、足腰に優しい弾性舗装がされています。歩道との境界がとくにないので、自転車やバイクが乗り入れてこないかが少し心配です。
フェンスには扉が付いており、時間帯によって鍵を締めることもできるようですが、私が訪ねた時は開いていたのでバスケットコートへ入ってみます。
公園のバスケットコートというと3 on 3 のことが多いのですが、ここはフルサイズのものが1面つくられています。
バスケットコート以外の部分も広いので、けっこう色々なことに使えそうです。
バスケットコートがちょうど高架下にすっぽりと収まっており、そこからはみ出して日光や雨が当たる部分は小さな芝生の広場になっていました。
この芝生の中に小さな盛土山があり、滑り台が設置されています。
園内に、明確な遊具はこれ一つだけです。
盛土山そのものが遊具みたいなものなので、子供たちは自由にどこからでも上り下りできるのですが、やっぱり最短距離を進みたくなるようで、滑り台のすぐ横ばかりが歩かれてすっかり削れていました。
せっかく階段を作ったのに、あまり歩いてもらえていない雰囲気です。
まったくもって設計とは難しいものです。
そして最後のブロック、土敷きの広場部分です。
とくに何かの競技向けの仕立てにはなっていませんし、それほど広いわけでもないのですが、少年野球やサッカーの練習くらいには程よいサイズです。
写真にするとわかりにくいのですが、広場の端から細い道を一本挟んだだけで、そこは糸満漁港です。
船揚場にも近い町端公園でした。
(2019年9月訪問)
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