「さんさ」は盛岡の夏祭り「盛岡さんさ踊り」として有名ですが、もともとは藩政時代から盛岡藩各地で行なわれていた夏の踊りで、市南部の三本柳地区にも「三本柳さんさ踊り」があるそうです。
その名を冠した三本柳さんさ公園は、旧・都南村役場、現在は盛岡市都南分庁舎の建物のすぐ北側に隣接する広場型の公園です。向こうに見える茶色い建物が分庁舎。
植栽のほかにはこれと言った公園施設がなく、角度を変えてみても、園内の風景にあまり変化がありません。
その中で、特徴として際立っているのが、公園名(地区名)にちなむ3本のヤナギ。
公園の南端に並んで植えられています。
近づいてみればかなり大きく、隣にある3階建ての建物をゆうに上回っています。
その次に目立っているのが、高さ1メートルほどの盛土山。
「土木的遊具」と呼ぶこともありますが、これだけでも、子供たちは駆け上がってみたり、雨上がりにはちょっと崩してみたり、自転車で通過してみたりと、けっこう上手に遊びに使うものです。
でも、さすがにちょっと寂しいと思う方がいたのか、地域で長く活躍された方のご遺族の全面的な協力により、「ふれ愛あずまや」と名付けられた休憩所が寄付されていました。
No.2257 津南中央公園のモニュメントを少し分けてあげたい三本柳さんさ公園でした。
(2019年7月訪問)
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