2055/1000 塩屋町東公園と中野センター前市民公園(神戸市垂水区)

2019/03/15

神戸市垂水区 身近な公園 兵庫県

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神戸市西部にある坂の町・塩屋で、南北に流れる塩屋谷川沿いに少しばかり平坦になったところに、「第一中野センター」という商業ビルがあります。
今はかなり廃墟感が漂っていますが、まだ数店舗は営業している店もありました。かつては生鮮食料品店や生活用品店などが入っていたようなので、塩屋地区ではかなりの集客力があったものと思われます。

そんな塩屋地区の人が集まる第一中野センターの道向かいに、塩屋町東公園があります。
下写真は公園から第一中野センターを眺めたところ。出入口や窓が木板で塞がれているのは、私が訪ねた少し前に火災があったからだそうです。

出入口から振り返って園内を眺めたところ。
等高線に沿ってわずかばかりの平坦地を切り取って敷地とし、細長い広場の中に滑り台、砂場などの遊具と、東屋やベンチを配しています。

公園の敷地から隣接の住宅へと抜ける階段があるように見えたので、本ブログでいう「玄関出たら公園の家」かと思って行ってみると、

公園と住宅の間には、幅1メートルほどのすごく狭い道が通っていました。

一方、第一中野センターの北側には「中野センター前市民公園」もあります。
本ブログにたびたび登場する神戸市の市民公園制度は、土地所有者、地域住民、神戸市が協力しあって、当分利用計画のない遊休地を公園として活用するというものです。

それだけに、通常は近くに正規の公園がない地区で開かれていることが多いので、ここのように道を挟んで20メートルほどしか離れていない例は初めて見ました。
おまけに塩屋町東公園よりも平坦で使いやすい敷地ですし、面積もそれほど変わらないように見受けられます。

土地所有者としては、いつか開発したいという意向があるのでしょうが、それには隣の中野センターと一体的に扱うほうが、より良い開発が可能になるように思います。
でもその時には、この市民公園はなくなってしまうので、相対的に塩屋町東公園の存在感が増すことになります。

とにもかくにも、中野センターとともにある塩屋町東公園でした。

(2018年12月訪問)

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