神戸市兵庫区にある氷室神社は、平清盛が福原遷都を進めた頃に創建されたという神社ですが、それ以前から、仁徳天皇に氷を献上した「氷室」があった場所だともされます。
もっとも、日本書紀に登場する額田大中彦皇子が氷室を見つけたのは「闘鶏(つげ;奈良県の都祁村)」だと書かれているようですが。
氷室が先なのか、氷室神社が先なのか、はたまた地名伝承みたいなものなのかはともかくも、古くからのものでありそうです。
そして最近は、恋愛成就の社としても有名になっているそうです。
さて、そんな氷室神社の参道から20~30メートルほど東に離れたところにあるのが氷室公園。大きく上・下に分かれた敷地を持つ、ほぼ広場のみの小公園です。
下写真が上段の広場のほぼ全景。
上段の端まで行って、下段の広場を見下ろすと、こんな感じ。
上・下でそれほど面積の違いはありません。
上段のいちばん眺めの良いあたりから東を眺めると、三宮付近の高層ビルがよく見えます。
ただ、標高は50メートルくらいでそれほど高いわけでもないので、夜景には少し物足りないかも。
逆に山側を見上げると、こんな感じ。もうすぐそこから、山の領域です。
氷室神社で縁が結ばれた方々には、ぜひデートで訪ねて欲しい氷室公園でした。
(2018年7月訪問)
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