そんな夢野にある夢野公園。夢野児童館と一体的に整備された小公園です。
色々と都合があってのことでしょうが、大小2つの正方形を1つの角で繋げたような不思議な敷地形状をしています。
利用の中心となるのは、上段にあたる大きい方の正方形。少し個性があって魅力的な遊具が並んでいます。
まずはスパイラル滑り台とネット遊具の複合遊具。
幼児向けには蒸気機関車の遊具。横にそう書いてあるので「オールマイティ号」と呼びましょう。
こちらの球体ジャングルジムは、外回りのラダー部分が単純な直交ではなく、すこし斜めになって繋がっているところがカッコいいですね。
なにかこう「惑星っぽさ」を感じるので、宇宙遊具シリーズへの仲間入りが決定です。
ブランコは、普通の4連のものです。
遊具コーナーとは間にパーゴラ、小段をはさんだところ小広場もあり、ちょっとしたボール遊びくらいは可能です。
小広場には健康器具もあって、遊具広場の周りとあわせてグルリと回りながらサーキットトレーニングのような使い方ができるようになっています。
そして、この周回園路沿いに「夢野のシカ」のお話が記された陶板が嵌め込まれており、あるきながらお話を読むことができます。
第1話。雄ジカが見た夢について、雌ジカが「それは悪いことの前ぶれだわ!」と叫ぶところまで。
第2話。雌ジカの言うことを聞いて「当分は刀我野(現在の夢野)にひそんでいよう」と思うところまで。
第3話。せっかくここまで読んできたのに、オチのところでタイルが壊れていて読めません...
思わず、今来た方を振り返ってしまいます。
気を取り直して、下の方の正方形に向かいましょう。
敷地としては角同士がくっついているのですが、園路は通じていないので、いちど路地に出てから入り直します。
こちらはサクラなどが植えられた園地型の空間になっていて、大きい方の正方形とはずいぶん雰囲気が異なります。
そこからまた一段高くなるオープンスペースもあるのですが、扉が付いているので、その先はおそらく市営住宅の敷地なのだろうと思います。
主のいない地蔵堂もありました。
淡路島に住んでいる彼女のところへ遊びに出かけているのかもしれません。
夏の日に気持ちの良い夢野公園でした。
(2018年7月訪問)
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