大和高田市の栂池(とがいけ)公園は、墳丘の全長が210メートルもある巨大な築山古墳(磐園陵墓参考地)の南側に隣接し、公園の東にある栂池から名前を取った小公園です。
と言うか、下の約40年前の航空写真で築山古墳の南に細長く続いているのが栂池ですので、現在の公園部分も池だったものが、西半分ほどが埋め立てられて公園となったようです。
国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」より/ 整理番号:CKK793/コース番号:C9/ 写真番号:46/撮影年月日:1979/09/11(昭54) |
こちらは現在の様子。
現在は敷地の7割方が少年野球などに使うグラウンドで、残りの部分に遊具が何点か置かれ、植栽地はあまりないといったシンプル構造です。
グラウンド部分はまさしくグラウンドですが、とりたてて防球ネットなどがあるわけでもないので、思いっきりホームランをかっ飛ばすわけにはいかなそうです。
バッティング練習に使うネットも置かれていました。まずはコツコツ当てる練習から、です。
で、残りの部分が遊具コーナーです。
遊具は複合遊具と4連ブランコがメインです。
割と新しい4連ブランコです。
近所にあるNo.1913.築山児童公園では、同じ新しめの4連でも、2つが乳幼児向けのバケットタイプになっていましたが、ここはどれも一般的な座板タイプ。利用者層が異なるのでしょうか。
しかし、いちばん記憶に残ったのは、こちらの擬木コンクリート製の手洗い水道です。
この、「ツル植物に絡みつかれて絞められて、ツルは伐採したけれど跡が残っちゃった」風な演出は、必要ですかね。
(2018年6月訪問)
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