向山と書いて「こうやま」と読む練馬区向山は、遊園地「としまえん」の南に広がる住宅地で、その一角に向山わんぱく公園があります。
敷地は街区の中心を貫くように南北2方向で接道するように取られており、南側の少し広い部分が広場に、北側の狭い部分が遊具コーナーになるような配置となっています。
園内に入ると、まず目につくのが大きな花壇。
出入口に並ぶ大型プランターとあわせて、ちょっと大きすぎるくらいの規模です。
遊具はブランコ、鉄棒などは古くからあるような標準型のものなのですが、滑り台、ジャングルジム、滑り台などは恐竜型に統一されています。
中でも目立つのは、黄色いティラノサウルスっぽいシルエットのジャングルジム。
本体の恐竜部分は黄色、構造上の支えとして仕方なくついている部分は白に塗り分けているところに芸の細かさが感じられます。もっとも、それなら一番下の横棒部分は白だったのではないかという気もしますが、でも、ティラノの小さい手の感じが出ているでしょう?
クワーっと口を開けて襲いかかってくる様子も素晴らしい。遊び方として、みんな下顎部分にぶら下がるだろうに、パイプが歪んでいないところも良いですね。
わんぱくすぎて羽目を外した子は、ティラノに頭を噛まれることでしょう。
滑り台は「これが恐竜型?」とも思いますが、よく見ると、ブロントサウルスのような首の長い恐竜をデザインしたものに見えてきます。少し自信がないのですが...
あと、恐竜とはとくに関係ないデザインのブランコや鉄棒もあります。
砂場はベンチと一緒にパーゴラの下に収まり、暑いのが苦手な親御さんたちにも優しい仕様。
あとは練馬区の公園でよく見かける「太極拳・運手」などの健康器具もあります。
恐竜だけではなく、ライオンもいる向山わんぱく公園でした。
(2018年2月訪問)
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