文京区の切通坂は、湯島の台地と御徒町方面の低地との行き来をしやすくするために切り通された坂道だということで、今も坂の両側の地盤が少し高くなっていて、かつての地形がうかがわれます。
そんな切通坂のすぐそばに切通公園があります。
敷地は大振りな鉤型をしており、一辺が園地、一辺が広場、角の部分が遊具コーナーという配置になっています。
しかし、私が訪れた時は園地の半分くらいが下水道かなにかの工事で使われており、囲いこまれてしまっていました。
工事で近づきにくいせいもあってか、大きな円形花壇も放置状態。
花壇の中心に座る童子像も、枯れ花に囲まれていました。
これはこれで冬景色なのですが、今頃(5月)には花に囲まれていることを願います。
そのほかの施設も老朽化が進んでいるものが散見され、コンクリート製の石の山滑り台は、すべり面が劣化してザラザラになっており、革靴でも登れるほどでした。
ドーム型のジャングルジムは、劣化というほどでもありませんが、そろそろペンキの塗り替え頃。
下水道の工事が終わったら、公園のリニューアル工事を始める頃合いが来ている切通公園でした。
(2018年1月訪問)
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