2018年3月23日

1743/1000 ちびっこ・老人憩いの広場(大阪府東大阪市)

このところ訪ねている東大阪市の石切神社周辺は、生駒山地から西に流れる川筋が平野に出ていく地点にあたり、戦後に住宅開発が進むまでは多くの溜池が作られていたようです。
No.1739 石切公園も元は溜池らしい形状をしていましたが、こちらの広場は、園内にはっきりと溜池を埋めて作ったという経緯が残されている小公園です。


一つ目は、こちらの顕彰碑。裏面には平成元年5月吉日と書かれています。
平成元年なんて、つい最近のようにも思いますが30年も前のことです。
●碑文より「顕彰碑」
今般西石切水利組合としては、西石切町1丁目に公園を開園致しますに当り、一言由来を申述べたいと思います。
此の公園用地は元は昔より農業用灌漑溜池であります。此の度水利権代償として取得したものであり、役員諸氏を始め西石切水利組合員48名のご尽力により変らぬ郷土愛恒心の情意により完成致した次第です。
狭小ではありますが意義ある念願の公園完成を見るに到り地域住民皆様方の年代を超えて憩いの広場としてご利用頂ければ誠に幸いかと思い此々に揮毫致した次第であります。

敬具

顕彰碑とは別に、昭和25年4月付の「石切町植附大池改修記念碑」も残されていました。
もともと池の畔にでも建てられていたものを、公園整備の際に保存したものと思われます。

そうした地元の方々の思いが込められた広場ですが、前面の道路が狭い割には交通量が多いせいか、四周をフェンスに囲まれて、唯一の門も夜間は閉鎖するスタイルのようです。
本ブログの分類で言えば「全フェンス型」に分類されるのですが、門の横の看板に名前が入っているように、今も管理しているのは西石切水利組合のようなので、一般の都市公園とは少し異なった存在として、そうした管理スタイルもやむなしです。

とは言え、滑り台、ブランコ、パーゴラなど、この規模の小公園に欠かせないアイテムは揃っており、立派に地域の公園として成り立っているちびっこ・老人憩いの広場でした。

(2017年12月訪問)


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