そんな桜井市の市役所前にある児童公園は、友好都市であるフランスのシャルトル市の名前を冠した別名を持ちます。
ちなみにシャルトル市は、世界文化遺産にも登録されているシャルトル大聖堂(シャルトルのノートル・ダム大聖堂)の所在地ですので、歴史的宗教建築つながりで友好都市になっているそうです。
シャルトル大聖堂 フランス観光開発機構のサイトより引用して表示 http://jp.france.fr/ja/discover/47192 |
とは言え、公園は街なかの市役所前にあり、シャルトル市のことも、桜井市の歴史文化資源のことも、どちらも思い浮かべることが難しい雰囲気ではあります。
園内は2つのブロックに分かれており、メインのブロックだけで5,000平米ほどあります。
街なかの公園にしては広い方です
ちなみに小さい方のブロックは800平米ほどあって、いわゆる「パンハンドル(フライパンの持ち手)」形状の緑道として、メインブロックと市役所とを繋いでいます。
ただ、間には国道が通っているため、まっすぐ市役所へ向かうことはできません。
再びメインブロック。
敷地の中央に大きな花壇を置いて、おおむね南半分が園地、北半分が遊具のある広場になっています。
花壇は地域のボランティアの方々が力を入れて管理されているようなのですが、私が訪れたのは6月で、春の花と夏の花との端境期だったので、イマイチ映えない写真で失礼します。
園地部分は草敷きで、もう少し草刈りがしっかりと出来ていれば色々と使いみちがありそうなのですが、訪れた時は15~20センチくらいまで草丈が伸びているところが多く、ちょっと勿体ない感じになっていました。
一方、遊具の方は、滑り台、ブランコ、土管など、非常にオーソドックスなものばかりです。
滑り台は最近に入れ替えられた今風のものですが、おそらく整備当初から残っている土管、遊び台などのコンクリート製遊具も健在でした。
ところで「ここが桜井のシャルトル公園なのであれば、きっとシャルトルにも桜井公園があるのだろう」と思って検索してみると、ありましたよ!
桜井市内にある旭製粉株式会社の方が、シャルトルの桜井公園を訪れた様子をブログに掲載しておられるました。
あちらには、日本のサクラやマツが植栽されているようです。
●旭製粉(株) スタッフブログ・シャルトルのご紹介②(桜井公園)
>http://www.konaya.biz/sblog/sblog2097.html
(2017年6月訪問)
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