「聖天山」は大阪市阿倍野区にあり、聖天(歓喜天)を本尊とする正圓寺が建つ小さな丘の呼び名です。登り口の横に大きく「聖天山正円寺」と刻まれていますが、山号は聖天山では無いそうです。
こちらが山頂にある境内の様子。それほど広くは無いのですが、大きく育った樹が多く、大阪市内の喧騒から離れた別世界のように思えるほどです。
そして、現在はこの正圓寺境内の東側・北側が都市公園となっており、境内の緑とあわせて地域の方々に親しまれる場所になっています。
下の写真で左側のこんもりとした緑が、境内と公園の境目にあたります。
公園そのものも市街地にしては広く、遊具も多いので、辺りから人が集まってくるようです。
なにしろ私が訪れたのは平日の夕方でしたが、小学生や幼稚園児、お母さん方にお年寄り、テニスをしている中学生まで、おおよそ平日の公園に居そうな人たちがざっくり100人以上は滞在しており、あまりパチパチと写真を撮ることもできないほどでした。
仕方がないので、特徴的な石の山遊具の写真くらいでごまかしておきます。
上の石の山はもちろん遊具ですが、こちらの大きなクスノキが生えた小山は、もともとは古墳の墳丘だったそうです。
周りをすっかり削り取られた残りですが、まぁ保存されていると言えば言えなくもない、くらいのところでしょうか。
人もタヌキも大勢いる聖天山公園でした
(2017年6月訪問)
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